【ウヨンウ弁護士は天才肌】神回はどれ?名シーンの感想まとめ5選!

「ウヨンウ弁護士は天才肌」が最終回を迎えましたね。

シーズン2が2年後の2024年頃に制作と言われてますが‥

感動とあたたかさで心が満たされて「待てる待てる」って思っちゃう良作でした!

毎話”神回”だったなと思うほど、印象に残る言葉や感情表現があり、涙することも多かったのでは?

最終回までの神回を上げながら、感想をまとめました。

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目次

あなたが選ぶ”神回”はどれ?名シーンの感想まとめ5選!

①神回 3話:ペンスでいきます

ペンス

なかなか切り込んだテーマだったなと思ったのが、第3話。

サヴァン症候群である自閉症のウヨンウと、特性が違い周囲とコミュニケーションを取ることが難しい自閉症のジョンウン。

それぞれ特性も違い、違う個人であるのに、周囲の人々は同じ括りで”障がい者”と見てしまう。

ウヨンウを演じたパクウンビンが役を引き受けることを「意図せずに誰かを傷つけるかもしれない」と懸念し、慎重にスタートした本作。

ペンス2

ドラマ開始序盤、やはりというか「障害があまり描かれず、無害でかわいい存在」だから愛されるのではないかという指摘が‥

脚本を担当したムンジウォンは会見で、

十分に見せられないかもしれないが、自閉症の方を傷つけることになるのか、その濃度や程度に対し悩んで書いた。皆さんがウヨンウというキャラクターを支持し、好きになってくれる理由が可哀想だからというよりは、愛らしくてかっこいいからであることを願った。こんな意図で作品を書いたから、そんな指摘が出ることもある。作品が持つ限界だ

と語ってました。

ウヨンウは自身の”自閉症”という障がいを自分なりに受け入れ、またその事による偏見も敏感に感じ取りながら葛藤の中で生活しています。

障がいのある自分は役に立たない弁護士なのではないかと、辞職を決意するまでに悩みましたよね。

でも、偏見や困難があっても弁護士として、クライアントのために”諦めない”

みんながもつであろうそれぞれの困難に対して、向き合っていく事の勇気を体現しているウヨンウに、励まされた方が多かったのではないかなぁ。

このドラマ、面白いかもと思ったのは3話からでした。

”障がい”という問題を、ドラマ仕立てのファンタジーなストーリーにしない、それが伝わる内容だったと思います。

②神回 9話:笛吹き男

パングポン

9話は一番泣けた!そんな方が多かったのでは?

監督が懇願してクギョファンのカメオ出演が決定した”神回”

母親が経営する学習塾のバスを乗っ取り、12人の子どもを山へ連れ出し、”遊べないこと”から解放させるために未成年者略取誘拐で逮捕された男、パングポンがクギョファンの役どころ。

パングポン=おならプー

子どもが爆笑する名前に改名しちゃう変人ぶり。

自分よりも変わっているパングポンに、呆れ気味のウヨンウでしたが、周りには理解してもらえないパングポンの人柄を見抜いていきます。

クギョファン

ウヨンウの強さはここにあると思います。

問題の本質や人の本質を見抜く力。

ウヨンウは、減刑を求めないパングポンの信念とも呼べる、ある”思想”に気付いていきます。

被告人の”思想”そのものを弁護したい。

ウヨンウは素直に物事を受け止めるため、その人の”あるがまま”をみているのだと思います。

偏見や自身の価値観で、相手や社会を見ることに慣れてしまっている私個人にとっては、はっとする気付きでした。

ハンバダの同僚チェスヨンを、”春の日差し”のようだと表現し、その優しさに気付いていましたよね。

それを素直に伝えられる、そこもまたウヨンウの強さと魅力なんだと思います。

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③神回 10話:手をつなぐのはまた今度

ウヨンウキス

ウヨンウとハンバダ訴務チームのイジュノとの恋愛が始まり、初キスシーンが第10話。

2人のキスシーンを見た時、「こんな純粋なキスシーンってある?」って思った方も多かったのでは?

でも、10話は少し考えさせられる内容でした。

知的障がいのある女性に性的暴行をはたらいたとして、青年が起訴されます。

”障がいがある”ことで、恋愛は難しいと見なされがちな世間の反応にウヨンウとイジュノも直面します。

障がいがあると、好きという気持ちだけでは難しいとウヨンウは語りますが、それはどのカップルも抱える問題。

手を繋ぐ

世間の反応に悩むウヨンウに対して、「他人に否定されても、自分が愛だと思えば愛です」とイジュノが応えてましたね。

ウヨンウとの愛は難しい‥

「でも愛しますか?」とイジュノに直球の質問をします。

この告白、とっても胸を打つシーンだったなと個人的には感じてます。

人との接触が極端に苦手なウヨンウが、イジュノと57秒手を繋ぐ努力、キスする。

ウヨンウにとって苦手なこと、難しいことを越えていく、それが愛のもつ力なんだと思うんだけどな。

④神回 16話:風変わりだけど

回転ドア

最終話、どうなるのか?と最近の韓国ドラマの流れからちょっぴり心配もしたけど‥

大満足のラストでした。

“劇中でヨンウがジュノとともに回転ドアを通過したように、私もウヨンウを通じて俳優として新たな回転ドアを通過したようだ。ウヨンウとイジュノを愛してくださって心から感謝する。”

と、イジュノ役のカンテオがコメントを出しています。

2人の出会いは、この回転ドアでしたよね。

初めての回転ドアに面食らってたウヨンウでしたが、初めて一人で回転ドアを通れた後の表情(笑)

めちゃくちゃ可愛かった!キラッキラの笑顔でした。

ウヨンウ

その感情がなんなのかわからないウヨンウが体現してわかった”達成感”という感情。

韓国語ではちょっと違う、日本語での意訳なのだと語られてましたが、私は翻訳作家さんの見事な表現であったと思います!

「私の人生はおかしくて風変わりだけど価値があって美しいです」

ウヨンウが自身の人生について語った言葉だけど、どの人にとってもあてはまる、励まされる言葉だったなと。

⑤もう一つの神回 ”イラスト”

毎話、最後にウヨンウのイラストが登場してましたよね!

このイラストを見るのが、楽しみでした。

ストーリーの世界に沿って描かれてますが、イラストのタッチが何度か変わっていたので、イラストレーターの方が何名かで担当されていたようです。

私は中でもCézさんとyoovoraさんのイラストが暖かみあって好きでしたね。

Cézさんは淡い色づかいがとっても繊細で、ウヨンウとイルカの世界を表現してあり、癒されましたね。

yoovoraさんはまた違って、暖かみありつつ、とってもかわいいですよね。

ウヨンウのもつかわいいキャラクターが表現されていて、イラストも魅力の一つになっていたように思います。

気になっていた方も多かったのではないでしょうか?

⑥番外編の神回:ウヨンウキャストが”浪漫ドクターキムサブ3”に?

キムサブにウヨンウメンバーが出演

『ウヨンウ弁護士は天才肌』の監督、ユ・インシクは実は『浪漫ドクターキムサブ』の監督さん。

浪漫ドクターキムサブは2023年にシーズン3を迎えており、アンヒョンソプとイソンギョンの恋模様に注目が集まってます!

そんな中、ウヨンウチームが監督が同じということで、あのメンバーが”カメオ出演”しています。

研修医として登場するあたり、なんだか嬉しい出演シーンです。

是非、見つけて見てください!

追加情報!第59回百想芸術大賞をパクウンビン受賞

第59回百想芸術大賞をパクウンビンが受賞!

役を引き受けるのに、かなり時間がかかったと、ウヨンウをどう演じ伝えていくか、とっても怖かったと話されてました。

それほど、真剣に”自閉症”をもつウヨンウに向き合ったということが、凄すぎて納得の受賞。

おめでとうございます。

まとめ

【ウヨンウ弁護士は天才肌】最終回までの神回はどれ?なのか、感想を交えながらまとめてみました。

皆さんはどのように感じられましたか?

障がい者当事者や家族の現実、偏見。

なかなか難しいテーマを切り込んだ作品であったと思います。

また2年後に再会できるのを楽しみに待ちたいと思います。

カンテオが兵役へ行ってしまいますが、ウヨンウと共に待ちましょう!

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