「私の解放日誌」で”ロマンス職人”ことイミンギは、これまでとは全く異なる印象を与えたチャンヒ役を熱演!
イミンギ演じるチャンヒの”解放”について最終回から考察します。
イミンギの人物像
出身が慶尚南道金海というところで、釜山に近くかなり方言が強いエリアだそう。
デビュー当時は、方言が強く出ることがあり、ソウルっ子になるために、標準語を話すのに苦戦したそう。
モデル出身の俳優、チャスンウォンに憧れて活動を始めたイミンギ。
「第二のカンドンウォン」と言われ人気が集まってました‥
しかし、2016年性的暴行で告訴をされ、当時入隊中であったことから大スキャンダルに。
その後の警察の捜査やDNA鑑定により、別の容疑者が確定し、告訴は取り下げられ、不起訴となりました。
そんな紆余曲折のあったイミンギ。
その後、ロマンスものに多く出演し、ツンデレ王子様キャラの印象が強かったですが、私の解放日誌ではコミカルな演技で、新たな魅力を私たちに見せてくれました。
イミンギ演じるチャンヒの解放を最終回から考察!
「私の解放日誌」の登場人物の中で、チャンヒのキャラクターが一番、このドラマが伝えたかったことを体現した役だったかなぁと思います。
高価な車への渇望
昇進して良い生活をしたい
そんな自分の欲望をチャンヒは、ク氏のロールスロイスに乗って感じるわけだけど‥
自分自身をしっかり見つめていたのが描かれていたのは、一番チャンヒだったように思います。
ク氏の車を凹ませてしまって、2人が走るシーンありましたよね?
あのあたりから、チャンヒの解放が始まっていったように思いますね。
欲望を満たすために、焼き芋器を販売する仕事を始めるけどうまくいかず‥
チャンス到来かに見えたビジネスチャンスと、友人の死を看取るのか選択を迫られる。
ここで、抗うのをやめましたよね。
自分の欲望が満たされないことに抗うことをやめ、自分の命運を受け入れ、導かれるように看取ることを選択します。
「葬礼指導士」になる選択を受け入れるシーン。
チャンヒのなんともいえない、ほほえみ。
この瞬間が、チャンヒが解放され、自分を受け入れた瞬間だったのではないかなぁと思えて‥
このシーン、一番泣けましたね。
イミンギの名演でした!
私は作者が「自分の中にある問題に気付き、そこに抗うのをやめなさい。受け入れる、それが解放なんだよ」ということを伝えているのではと考察しています。
チャンヒがゆっくりと周りにも優しくなっていきましたよね!
いっつも恨み節で、社会や先輩に文句ばっかりだったけど‥
自分自身をしっかり見つめて、そんな自分を受け入れていけば、他人にも寛大になるんだなぁという事を、チャンヒが教えてくれたように思います。
チャンヒに対する世間の反応は?
多分、後半のチャンヒに共感して涙する人、多かったんじゃないかな?
って思ったら、著名人も(笑)
なんか共感できるってのが嬉しいです。
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まとめ
まとめを読む前に、まずこのOST「to be together」を聴いてほしいです。
余韻に浸れます(笑)
「私の解放日誌」は単純なドラマではないからこそ、いろんな解釈や考察がたくさん出てくるドラマだったなぁと思います。
それでも、たくさんの人が共感して、愛する作品になったのは登場人物たちのどこかに、自分を見つけるからだと思います。
「私も同じような悩みがある」というふうに‥。
イミンギのチャンヒ役が一番、「自分を見つめていく難しさ、そしてその先の解放」を見せてくれたんじゃないかなぁと思いました。
チャンヒの解放に対する考察いかがだったでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。